梅雨が明けました。


空の色が、はっきりと変わりましたね。


頭上を覆っていた灰色の雲が消え、

抜けるような青空が広がっています。


夏の扉が、

いよいよ開いた。


そんな感じがします。


蝉の声も、

いつの間にか大きくなっています。


少し前までは、

ぽつぽつとしか聞こえなかったのに、

今は、あちこちから

大合唱が聞こえてきます。


日差しも、強くなりました。


外に出ると、

一気に汗がにじみます。


少し歩くだけで、

くらくらしてしまうことも。


「ああ、夏だな」と

実感する瞬間ですね。


この季節になると、

昔のことを思い出すことがあります。


子どもの頃の、

長い長い夏休み。


宿題に追われたり、

プールに通ったり、

花火を見に行ったり。


毎日が、なんだか特別だったような

記憶があります。


大人にとっての夏は、

いつもの日常の延長線上の日々です。

暑さに耐えながら、

いつもと同じように、仕事場へ。


それでも、この季節には、

どこか特別な力があるような気がします。


冷たい飲み物が、

いつもより美味しく感じる。

夕立の後の風が、

いつもより心地よく感じる。


スーパーに並ぶ、色とりどりのアイスクリーム。

風鈴の音、打ち上げ花火、夜店の賑わい。


夏にしかない景色や音が、街にあふれていきます。


どれも、特別なものではないのに、

この季節になると、なぜか心惹かれてしまう。


そんなふうに、小さなことが、

少しだけ特別になる季節ですね。


これから、本格的な暑さが続きます。


体調を崩しやすい時期でもあるので、

無理をしすぎず、

自分のペースで過ごしていきたいですね。


夏の扉が開いたこの時期、

皆さまにとって、

小さな特別が、

たくさん見つかりますように。


そして、健やかに、軽やかに

夏を乗り越えていけますように。