今日は8月16日、送り火の日ですね。
お盆の期間中、私たちのもとに帰ってきてくださっていた
ご先祖様や大切な方々を、あの世へとお送りする日だとされています。
京都の大文字焼きをはじめ、全国各地で火祭りが行われるなど、
それぞれの地域がそれぞれの方法で、ご先祖様をお送りしています。
皆さんの地域では、いかがですか?
炎が夜空に浮かび上がる様子は何とも言えない美しさと同時に、
少し切ない気持ちも運んでくれます。
この数日間、もう会えない大切な人のことを想いながら
過ごされたという方も多いのではないでしょうか。
お墓参りをしたり、昔話に花を咲かせたり、静かに手を合わせたり。
そんな時間の中で、改めて感じるのは、人と人とのつながりの深さです。
たとえ姿は見えなくても、心の中で生き続けている人がいる。
そのことに、温かさやありがたさを感じます。
大切な人が好きだった花や、好きだったものに触れることで、
不思議な安らぎを感じることもあります。
時には、ふとした瞬間に、
その人がよく口にしていた言葉が心に浮かんだりすることも。
きっとそれも、その人の存在が、
私たちの心に深く刻まれているということなのだと思います。
送り火の炎を見つめていると、
私たちの心の中にも、小さな灯りが灯っているような気がしますね。
大切な人から教わったこと、一緒に過ごした時間の記憶、
そして、その人への感謝の気持ち。
そうした一つ一つが、私たちの心を照らし続ける小さな灯りなのかもしれません。
お盆が過ぎても、その灯りは消えることなく、
私たちの日々を優しく導いてくれるはずです。
どこかで送り火の炎が上がる今夜。
心の中の灯りにも、そっと思いを向けてみたいと思います。
大切な方々が、安らかにあの世へと旅立たれますように。
そして、私たちの心にも、穏やかな時間が訪れますように。