昨年の4月20日頃から「無償祈祷」と称し、

Xに日々の祈りをポストしています。

顔も知らない誰かのために、ただ静かに祈りを重ねる行為は、

もしかしたら独りよがりに思えるかもしれません。


けれど、私ははっきりと感じています。

その祈りが誰かの人生に作用し、貢献できていることを。


なぜそう言えるのか。

それは、祈りには「届けられる流れ」があるからです。


祈りは、それを「受け取りたい」「必要としている」と、

意識した人のもとへ自然と流れていきます。


意識を向けたその先に、祈りのエネルギーが運ばれていくのです。


だからこそ、不特定多数に向けて放たれた祈りであっても、

誰かのもとに、確かに届いています。



祈祷がどのように働くかについては、いくつかの段階があります。

あくまで一例ではありますが、

以下のような関係性において、祈りは流れ、届き、作用していきます。


【①祈祷者と受け手が「同じ目的」を共有し、共振できている状態】

この条件下では、祈りが深く届き、最も明確な効果が導き出されやすくなります。


【②目的の共有はできているものの、共振が難しい場合】

この場合も、目的が明確に共有されていることが、願望実現のための重要な鍵となります。


【③依頼者が「別の誰か」のために祈ってほしいと願う場合】

祈りの目的を共有し、かつ依頼者とその人との間に共感があることで、②に準じた効果へと導かれます。


【④祈祷者と受け手とのあいだに、直接的な共有や共感が存在しない場合】

この場合でも、祈祷者がその人の存在を認識できていれば、祈りは届き、効果を見込めます。


【⑤Xにて無償祈祷を行う場合】

上記の流れを通して、私が祈り、祈りの意図をポストします。

その祈りに「自分も受け取りたい」と感じ、意識を向けてくださった方がいたとしたら、

その瞬間に祈りは「受け取られた」ものとなり、共振が生まれます。




共振が起きたとき、祈りの力はより大きなものとなり、

現実に作用していくのです。



もちろん、有償の祈祷と無償の祈祷では、効果に差が出てしまうのも事実です。

祈りを依頼するという行為そのものに、強い「意志」が込められ、

より深く共鳴しやすくなります。



ですが、それでも私は、無償祈祷を続けています。

誰かの心を少しでも楽にできていることを、日々、実感できるからです。

それは、祈祷者としての私にとって、かけがえのない事実です。



今日もXに祈りを綴っています。

目にした方が、ほんの少しでも「受け取りたい」と思ってくだされば。

その瞬間から、祈りは届き始めているのです。