朝晩にほんの少しだけ涼しさを感じるようになり、
季節の移ろいを肌で感じる今日この頃です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
来週の月曜日、9月15日は敬老の日ですね。
この日になると、いつも考えることがあります。
私たちが今、こうして平穏に暮らしていけるのは、
長い年月をかけて社会を築いてこられた
先輩方のおかげなのだということ。
昔の写真を見ることがあると、
その時代を生きた人たちの表情に
何とも言えない力強さを感じます。
今とは比べものにならないほど
物が少なく、不便だった時代。
それでも、その中で家族を育て、
仕事に励み、地域を支えてこられたということ。
時代が変わり、生活様式も大きく変わりました。
便利になったものもあれば、
複雑になったものもあるでしょう。
でも、人として大切にしたい気持ち、
思いやりや感謝、誠実さといったものは、
きっと変わらず受け継がれてきたのでしょうね。
年を重ねるということは、
多くの経験を積むということでもあります。
嬉しいことも辛いことも、
すべてを受け入れながら歩んでこられた人生には、
深い重みがあります。
敬老の日は、そんな人生の重みに
敬意を表する日なのかもしれません。
私たちが今日という日を迎えられるのは、
多くの先輩方が築いてくださった基盤があってこそ。
そのことに、改めて感謝の気持ちを向けてみたいと思います。
年を重ねることの美しさや尊さを、
大切に考えていけたら素敵なことですね。
私たちも、同じように年を重ねていく身として、
今を懸命に生きることで、
次の世代に何かを残していけたらと思います。
この敬老の日が、
すべての人生の先輩方にとって
穏やかで心温まる一日となりますように。
そして、私たちも感謝の気持ちを忘れずに
日々を過ごしていけますように。
静かに祈りを込めて。